旧車

アメ車好きが『アメ車っぽさ』を感じる日本車旧車を紹介!【その二】

前回の続きです。

アメ車っぽい日本車旧車その一
アメ車好きが『アメ車っぽさ』を感じる日本車旧車を紹介!【その一】生粋のアメ車好きな私ですが、「なんとなくアメ車っぽいな〜」と感じる日本車の旧車がいくつかあります。 今回は、アメ車好きが『アメ車っ...

トヨタセリカリフトバック(73〜77)

(GAZOO様より引用)

アメ車好きが『アメ車っぽさ』を感じる日本車旧車六つ目は、トヨタセリカリフトバック(73〜77)です。

トヨタ・セリカリフトバック(1973年から1977年製造)は、トヨタ自動車が生産・販売した初代セリカ(A20/35系)の一モデルです。

セリカは、スポーティーな走りとスタイリッシュなデザインで、若者を中心に高い人気を博した2ドアクーペです。リフトバックモデルは、その実用性と独特のスタイルで特に注目を集めました。

セリカリフトバックは、クーペと同様に、当時のアメリカンカーにインスパイアされたデザインが特徴ですが、後部がリフトバック式になっており、より実用的な荷室を持つ点が異なります。

そのスタイルは、ヨーロッパのグランツーリスモ(GT)車にも通じるエレガンスを持ち、スポーツカーとしてだけでなく、日常の使用にも適した車として設計されました。

セリカリフトバックは、1.6Lから2.0Lまでの複数のエンジンオプションが提供され、エンジンの種類には、4気筒SOHCのものが主で、一部の市場ではDOHCエンジンを搭載したモデルも販売されました。

これらのエンジンは、十分なパワーとコスパを有し、特に都市部での運転や長距離のドライブに適していました。

実用性として、リフトバックデザインにより、通常のクーペよりも広い荷室を実現しており、後席を倒すことでさらに大きな積載スペースを確保できます。

インテリアとして、セリカリフトバックの内装は、スポーティーながらも快適な乗り心地を提供し、装備も当時としては充実していました。特に上位モデルでは、高級感ある内装材が用いられていました。

初代セリカリフトバックは、トヨタのグローバル市場におけるスポーツカーのイメージを高める重要な役割を果たしました。また、その実用性の高さとスタイリッシュなデザインは、今日のハッチバックやリフトバックモデルの先駆けとなり、多くの後続車種に影響を与えました。

セリカリフトバックは、その後のセリカシリーズの発展にも大きく貢献し、トヨタのスポーツカーとしての地位を確固たるものにしました。現在でも、クラシックカー愛好家やトヨタファンの間で高い評価を受けており、その歴史的価値と魅力は時を経ても色褪せることがありません。

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トヨタクラウン2ドアHT(S5系 68〜71)

(Motor-Fan.jp様より引用)

アメ車好きが『アメ車っぽさ』を感じる日本車旧車七つ目は、トヨタクラウン2ドアHT(S5系 68〜71)です。

トヨタクラウン2ドアハードトップ(S50系、1968年から1971年まで生産)は、トヨタ自動車が製造・販売したクラウンシリーズの一つです。

クラウンは、トヨタの高級車ラインナップの中核を担うモデルであり、S50系はその長い歴史の中でも特にスタイリッシュなデザインと洗練された乗り心地で注目を集めました。

S50系クラウン2ドアHTは、流麗なボディラインと低く構えたフォルムが特徴。

この時期のクラウンは、より若々しく、かつ高級感あふれる外観デザインに移行しており、2ドアハードトップモデルは、特にスポーティな印象を与え、当時の高級車市場に新しい風を吹き込みました。

S50系クラウンは、4気筒および6気筒のエンジンオプションを提供しており、その中でも6気筒エンジン搭載モデルは、力強い走りと滑らかな加速を実現していました。この時期のクラウンは、高級車としての静粛性と快適な乗り心地にも注力しており、長距離のドライブでも疲れにくい設計でした。

S50系クラウン2ドアHTは、豪華な内装と充実した装備で知られています。上質な素材の使用と精緻な仕上げは、トヨタの高級車としての地位を確立する上で重要な役割を果たしたと言えます。

また、エアコンやパワーステアリングなど、当時としては先進的な快適装備が標準またはオプションで提供され、高いレベルの快適性を実現していました。

S50系クラウン2ドアHTは、トヨタクラウンが高級車市場でのブランドイメージを確立し、強化する上で重要なモデルと言えるでしょうね。

クラウンシリーズの歴史の中でも独特の位置を占めていると個人的には思います。

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三菱デボネア(64〜86)

(GAZOO様より引用)

アメ車好きが『アメ車っぽさ』を感じる日本車旧車八つ目は、三菱デボネア(64〜86)です。

三菱デボネアは、1964年から1986年まで三菱自動車工業によって製造された高級乗用車で、このモデルは、三菱のフラッグシップセダンとして登場し、主にビジネスマンや政府関係者などの公式な用途に使用されました。

デボネアは、その長い生産期間を通じて数回のモデルチェンジを経ていますが、その豪華さと革新的な特徴により高い評価を受けました。

初代デボネア (1964-1986)のデザインは、アメリカ車を彷彿とさせる豪華で大きなボディとエレガントなデザインが特徴的。流麗なラインと高級感溢れる広い室内空間は大衆の注目を集めました。

エンジンは、当初は2.0Lのガソリンエンジンを搭載していましたが、その後、よりパワフルな2.6Lエンジンにアップグレードされました。これらのエンジンは、当時としては高い性能を提供し、快適な乗り心地だったそう。

また、三菱はデボネアを通じて、その時代の最先端技術を取り入れることに努めました。これには、電子制御燃料噴射(EFI)システムの導入や、より高度な安全装備の搭載などが含まれます。

三菱デボネアは、革新的な車だったわけですね。

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トヨタマークII/チェイサー2ドアHT(30/40系 76〜80)

アメ車好きが『アメ車っぽさ』を感じる日本車旧車九つ目は、トヨタマークII/チェイサー2ドアHT(30/40系 76〜80)です。

トヨタ・マークII/チェイサーの2ドアハードトップ(30/40系、1976年から1980年まで生産)は、トヨタ自動車が製造・販売した中型セダンのモデルの一つ。

この時期のマークII/チェイサーは、その高い走行性能と洗練されたデザインで知られ、ビジネス用途からプライベートまで幅広く利用されました。

2ドアハードトップモデルは特にスタイリッシュな外観が特徴で、若い世代やスポーツ志向のドライバーにも人気がありました。

30/40系のマークII/チェイサー2ドアハードトップは、モダンなデザインが特徴です。

画像がなくて申し訳ないのですが、エレガントさとスポーティーさのバランスが高く評価されました。

30/40系では、様々なエンジンが搭載されており、4気筒SOHCエンジンから6気筒DOHCエンジンまでの幅広い選択肢がありました。これらのエンジンは、優れた加速性能と燃費効率を提供し、都市部の運転から高速道路まで、幅広いドライビングニーズに対応。

インテリアは、2ドアハードトップモデルは、快適で高級感のある内装が特徴です。当時の高級車として期待されるレベルの装備と仕上がりを提供しており、ドライバーに快適なドラ環境を提供していたと思います。

30/40系のマークII/チェイサーは、トヨタの中型セダン市場における重要なモデルの一つで、ブランドのイメージ向上に貢献しました。

また、このモデルはトヨタの技術力とデザインの進化を象徴するものであり、今日でもトヨタの旧車の愛好家によって高く評価されていますね。

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三菱ミニカ(初代62〜69)

(GAZOO様より引用)

アメ車好きが『アメ車っぽさ』を感じる日本車旧車最後は、三菱ミニカ(初代62〜69)です。

初代三菱ミニカは、1962年から1969年まで製造された軽自動車のこと。

このモデルは、日本の高度経済成長期に登場し、小型で経済的な車両として特に都市部での使用を想定して作られました。三菱自動車工業が生産し、日本国内の軽自動車市場において競争力のあるモデルとして位置づけられました。

初代ミニカは、コンパクトながら機能的なデザインが特徴で、四角いボディ形状により、限られたスペースを最大限に活用する設計がされており、小さな車体ですが、十分な室内空間がありました。また、簡素ながらも使い勝手の良い内装と、実用性を考慮した装備も特徴的と言えますね

初代ミニカは、空冷2ストロークエンジンを搭載しており、排気量は360ccで、当時の軽自動車規格に適合していました。

この小型エンジンは、都市部での運転に適した加速性能と燃費効率を提供し、また、軽量な車体と組み合わせることで、快適な運転性能と取り回しの良さを実現していました。

初代ミニカには、標準的な2ドアセダンの他に、商用バンやピックアップトラックといったバリエーションがあり、これらのモデルは、特にビジネス用途での需要を考慮して設計されていたと言えます。

初代三菱ミニカは、三菱自動車の小型車技術の進化と、日本の自動車産業の発展に寄与したことで、その後のミニカシリーズの基礎を築きあげた重要なモデルです。

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まとめ

アメ車好きが『アメ車っぽさ』を感じる日本車旧車を、二部にわたりご紹介してきました。

全て日本車で、全くアメ車ではないのですがwたまにはこんな記事も良いかなと思いました。最後まで読んでいただきありがとうございました!