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70年代のアメ車こそ最後の古き良きアメリカだ!憧れのアメ車5選

70年代にはどんなアメ車が人気だったのかな?

アメ車に心を惹かれたあなたなら、一度はそう思うはず。

結論を先に申し上げますと、70年代に人気だったアメ車はシボレー・コルベット、フォード・マスタング、ポンティアック・ファイアーバード、ダッジ・チャレンジャー、キャデラックです

70年代は「外車といえばアメ車」の時代。

70年代といえば、日本ではスーパーカーブームで盛り上がった時代です。

その多くはイタリア製でしたが、いくらお金を貯めても普通に手が届くようなモノじゃなかったんですね。

外車ならワーゲンビートルも結構走っていたけど、ドイツ車というより、いつでもどこでも見かける大衆車、という存在でした。

あのベンツですら、大使館の前に停まってる地味なクルマ、というイメージでしたからね。

そんな中、街中で見かける憧れの外車、それがアメ車だったんです。

その証拠に、あの有名な「トミカ」の70年代外車シリーズの大半がアメ車だったんです。

今回は、70年代を代表する憧れのアメ車たちと、その魅力をまとめてみました。

今この記事を読んでいるあなたなら、絶対にアメ車の魅力を再発見できますよ。

それでは早速見ていきましょう!

70年代を代表する憧れのアメ車5選

70年代のアメ車を一言でいうなら「力強さ」です。

幅広のボディを活かした大胆なデザインと、鍛えられた筋肉を思わせる力強い曲線美が最も花開いたのが、70年代のアメ車でした。

さてここで豆知識をひとつ。

車名に付く「シボレー」などは、実はメーカー名ではなくブランド名なんです。

例えば、「シボレー」はゼネラルモーターズというメーカーのブランド名。

今なら「トヨタ自動車」の「レクサス」ブランドみたいなものですね。

大胆な曲線美と力強さをあわせもつシボレー・コルベット

70年代の憧れのアメ車一つ目は、シボレー・コルベットです。

大胆なカーブを描く、全長の半分以上もあろうかという長いボンネット。

これが70年代のシボレー・コルベットの魅力でしょう。

リトラクタブル型(ボンネット格納式)ヘッドライトの採用が、フロント部に向かって流れる曲線の力強さをいっそう引き立てています。

パームツリーが立ち並ぶ、カリフォルニアの並木道が似合いそうな1台ですね。

パワーをクルマ全体が表現するフォード・マスタング

70年代の憧れのアメ車二つ目は、フォード・マスタングです。

70年代はじめのモデルチェンジで、マスタングはモデル最大で最も重いボディーとなりました。

皮肉にもそれが原因となり、順調だった販売台数が激減し、のちにこれは販売戦略においては失敗作といわれます。

しかし、「マッハ1(ワン)」と呼ばれたこの年代の、大きくて迫力のあるボディがまたカッコよくて魅力的なんですよ。

ハイウェイをテールを沈ませながらどこまでも加速していく・・・そんなイメージを感じさせるアメ車ですね

ボンネットの巨大なエンブレムが魅力のポンティアック・ファイアーバード

70年代の憧れのアメ車三つ目は、ポンティアック・ファイアーバードです。

ポンティアック・ファイアーバードの魅力は、何といっても広いボンネットいっぱいに描かれた、ファイアーバード(火の鳥)のエンブレムですよね。

70年代後期型は、左右に大きく2分割されたフロントデザインに変わったんですが、より精悍なイメージに仕上がっています。

アリゾナ州の荒野へと続く長い一本道が似合いそうな1台ですね。

おとなしい外見とは裏腹のダッジ・チャレンジャー

70年代の憧れのアメ車四つ目は、ダッジ・チャレンジャーです。

70年代のアメ車の中でも、特におとなしいデザインのダッジ・チャレンジャー。

ここまでのクルマたちと比べると、いっそう平凡で保守的なイメージかもしれませんね。

しかしそこはアメ車。最高グレードは知る人ぞ知る最強のクルマだったんです。

住宅街にも似合うけど、本領発揮の場はドラッグレース会場。そんな1台です。

正統派の高級車そのものだったキャデラック

70年代の憧れのアメ車最後は、キャデラックす。

アメ車といえば、避けては通れないのがキャデラックでしょう。

レクサスも存在しなかった70年代当時、「クラウン」の上を行くクルマは、キャデラックをおいて他にはありませんでした。

シャープな直線が織りなすシルエットは、正統派の高級感を漂わせています。

グラミー賞授賞式の会場エントランスなど、フォーマルなシーンには欠かせない1台ですね。

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まとめ

70年代の憧れのアメ車五つをご紹介しました。

同じ名前のクルマでも、アメ車のデザインは時代に合わせて大きく変わり続けてきました。

実は、その大きな変化は今でも続いているんですよ。

例えば、現行の「シボレー・コルベット」は、何とフェラーリに近いシルエットになってます。

一方で、「フォード・マスタング」は、最新の技術を盛り込みながらも、70年代のオーラを取り戻しつつあります。

このような大きな時代の流れの中で、70年代のアメ車は「力強さ」を象徴する存在だったんですね。

70年代以降になると、アメ車といえども排気ガス規制や日本車や欧州車の影響を受けて、小さくまとまる方向へと向かってしまいます。

いわば、70年代のアメ車は、最後の「古き良きアメリカ」だったのです。