悩み

アメ車を1ナンバーで乗るのはダサいの?メリットや登録できる車種も紹介

1ナンバーで登録したアメ車は、維持費が安くなるため魅力的です。

しかし、まわりの人たちから、ダサいと言われないか心配の方も多いでしょう。

「アメ車の1ナンバーは本当にダサいの?」

「メリットがあったらダサくても1ナンバーにしたい」

「1ナンバー登録できる車種が知りたい」

と普段からお悩みではないでしょうか?

本記事ではアメ車を1ナンバーで登録したらダサいのか、メリットや登録できる車種も合わせて説明します。

最後まで読むと、アメ車を1ナンバーにしたときの状況がわかるでしょう。

アメ車の1ナンバーはダサくない!

結論、アメ車を1ナンバーにしても全くダサくありません。

1ナンバーの意味を知らない人は、ダサいかどうかもわからないので、ダサいと感じる人がそもそも少ないですしね。

もちろん、アメ車の1ナンバーの意味を知っている人からすれば、「税金ケチってんなぁ〜」と思われることもあるでしょう。

「維持費が気になるならアメ車なんか乗らなきゃいいのに、、」と言われる可能性もあります。

しかし、他の人から1ナンバーについてどう思われても、あなたに何かマイナスなことが起こるわけではないので、人目を気にする必要はそもそもないわけです。

無理してアメ車に乗って、日常生活が疎かになる方がよほどダサいですからね。

ですので、堂々と1ナンバーのアメ車に乗りましょう!

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アメ車の1ナンバーとは普通貨物自動車のこと

登録条件をクリアして普通貨物自動車として登録されるのが、1ナンバーのアメ車です。

中古車市場では1ナンバーで登録されたアメ車は決してダサいことはなく、自動車税が安くなるためむしろ人気があるんですよ。

普通貨物自動車の区分でも総重量が3.5t未満の車両は、基本的に普通免許で運転が可能です。

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アメ車の1ナンバーのメリット・デメリット

アメ車の1ナンバーを所有するのはダサくないことを理解頂けたかと思うので、次に1ナンバーのアメ車のメリットとデメリットをみていきましょう。

まずは、メリットからです。

1ナンバーのアメ車の最大のメリットは、なんと言っても維持費の安さでしょう。

1ナンバーのアメ車は自動車税が非常に安価です。

排気量で税額が上がる3ナンバー車に対し、1ナンバー車は積載重量で決まります。

ただし、ワンボックスやステーションワゴンといった貨客兼用型は排気量が関係してきますが、それでも、大きな排気量のエンジンを搭載していたとしても、3ナンバーに比べて税額はかなりお手頃なんですね。

また、自動車重量税もお得です。

3ナンバー車は車両重量で税額が上がるのに対し、1ナンバー車は人や荷物を最大量まで乗せた総重量で税額が決まります。

と、このように自動車税をかなり安く抑えられるところが、アメ車を1ナンバーにする一番のメリットといえるでしょう。

次に、アメ車を1ナンバーにすることのデメリットをみていきます。

五つありますから参考にしてください。

車検が一年ごとにある

アメ車を1ナンバーにすることのデメリット一つ目は、車検が一年ごとにあることです。

3ナンバー車は二年ごとですが、アメ車が1ナンバーであれば毎年車検があるんですね。

これは、1ナンバー車は普通貨物自動車として区分され、より安全な状態で走行できるかを確認するためなんです。

毎年車検を受けますので、車検整備費用や車検諸費用が毎年必要となってきます。

それでも排気量が大きくて高額な自動車税のアメ車は、1ナンバー登録することにより、自動車税まで含めたトータル金額で出費を抑えることができるというわけです。

煩わしい車検が一年ごとにあるというのはちょっと気がひけますが一年こどに点検整備すれば安心して乗れると考えれば、それは逆にメリットかもしれません。

車検整備費用に注意

アメ車を1ナンバーにすることのデメリット二つ目は、車検整備費用です。

車検を受けるにあたって、重要なポイントになってきます(自分で整備して車検を受けるという人は、この項目は無視してください)。

車検に必要な費用のうち、諸費用(重量税、検査手数料印紙代、自賠責保険料)はほぼ定額ですが、車検整備の金額は依頼する整備工場によってさまざまです。

そして、乗用車に比べて点検項目の多い貨物車は、車検整備の金額が乗用車よりかなり高く設定されていることもありますので、そこをよく確認しないとメリットがなくなってしまう可能性があります。

なので、まずは見積りをとってください。

そこでメリットが出ないほど高額だった場合は、まず乗用車として使用していることを説明し、それでも安くできないと言われた場合は、迷わず他の業者をあたりましょう。

乗車定員にも注意

アメ車を1ナンバーにすることのデメリット三つ目は、乗車定員です。

1ナンバー登録するのには、乗車定員を最多でも6名以下にする必要があります。

あくまでも貨物車として登録しなければならないので、荷室と呼ばれるスペースがないとダメなんですね。

荷室スペース ≧ 乗車スペースという基準を満たさないと、貨物車(1ナンバー)登録はできません。

そのため、必然的に乗車定員は減らさなければなりません

たとえば、、

3列シートで、運転席のある前列から 2人→3人→3人 というシートアレンジだと、3列目のシートを外して5人乗りに。

前列シートがベンチシートで 3人→3人→3人 だったら6人乗りに。

といった感じです。

注意点として、3列目のシートは無いものとなってしまうので、登録後にあくまで荷物扱いとして3列目シートを取り付けることはOKですが、そこに乗車することは違法となってしまいますので、慎重に考慮してください。

自賠責保険料や任意保険料が高い

アメ車を1ナンバーにすることのデメリット四つ目は、自賠責保険料や任意保険料が割高になることです。

1ナンバー=貨物車ですから業務用として解釈されるためです。

任意保険料も保険会社により異なりますが割高で年齢による割引や等級の引継ぎができません。

したがって、3ナンバー車と比べて1ナンバー車の保険料は高くなります。

高速道路の料金が高い

アメ車を1ナンバーにすることのデメリット三つ目は、高速道路の料金が高くなってしまうことです。

高速道路の車種区分では、3ナンバーは普通車の区分ですが、1ナンバー車は中型車に分類されるためです。

とくに、高速道路を頻繁に利用する際は、金銭的負担がのしかかってくるでしょう。

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1ナンバーを登録できるアメ車三選!

アメ車の1ナンバーはダサくない!と繰り返し述べてきまして、メリット・デメリットもなんとなく分かっていただいたところで、最後に1ナンバーで登録できるアメ車をご紹介します。

アメ車には、ピックアップトラックや大型SUV、ワンボックスカーなどがあります。

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ここでは、条件をクリアすれば1ナンバーの登録ができる代表的なアメ車をみていきますから、購入の際の参考にしてください。

シボレーアストロ&GMCサファリ

1ナンバーを登録できるアメ車一つ目は、シボレーアストロ &GMCサファリです。

言わずと知れた、アメ車ミニバンの代表格です。

2005年に販売終了となってしまいましたが、日本でもかなりの台数が販売されたので、中古車のタマ数はアメ車の中ではダントツ。

ボディーサイズも大きすぎず乗りやすいのも人気の理由です。

また、カスタムにおいてもローダウンもリフトアップも楽しめるオールマイティーなアメ車です。

ただし、2列目シートがキャプテンシートのままだと乗車定員は4人になります。

シボレーカプリスワゴン

1ナンバーを登録できるアメ車二つ目は、シボレーカプリスワゴンです。

このアメ車は、いわゆるステーションワゴンです。

ステーションワゴンは前席がベンチシートのものがほとんどなので、6人乗りの乗車定員にすることが可能。

さらに、ワンボックスとは違いカラーリングやデザインなどが実にアメリカらしいモデルが多いのも特徴的です。

上級セダンがベースということが多いので、内装も豪華で乗り心地も良くアメ車らしさが味わえる車です。

シボレーエクスプレス

日本でも人気のあるワンボックスカーの「シボレー エクスプレス」は、迫力あるデザインと広々とした室内空間といった特徴があります。

押しの強さと居住性はトップクラスでしょうね。

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キャンプやレジャーで、多くの荷物や人を乗せて移動して楽しみたい人におすすめのアメ車です。

シートアレンジによって乗車定員はさまざまです。

今回、全てGM車になってしまいましたが、他のメーカーでも形状が同じなら1ナンバー登録できるアメ車はたくさんあります。ぜひ探してみてください!

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まとめ

アメ車の1ナンバーはダサいのか!?を、今回の記事では説明してきました。

全くダサいことはないので、細かいことは気にせず、メリット・デメリットが理解できたらアメ車を1ナンバーにするのを検討しましょう。

長期的に考えて、少しでも安くアメ車に乗りたいのであれば、1ナンバーにするのをおすすめします!